名所らしきところ


 他人の褌で相撲を取る…というのも情けない話だが、いまのところ、ここが一番の「名所」かも知れない。


 スタジオジブリ

 観光地ではないし、優秀なスタッフたちが真面目にお仕事をなさっている現場なので、賑やかに見物に押し掛けるのは感心しない(だったら紹介するな、ってか?)。

 梶野町にある、とだけ、書いておこう。

 よく、三鷹のジブリ美術館と勘違いする人がいるので、はっきり言っておく。
 ここじゃないよ。



 それから宮崎先生なら、もう西荻に移ったんじゃないかな。

 いずれにせよ、売店があるわけでもなく、観たからどうなんだ、って場所に過ぎないが、物見高い人は、東小金井駅北口の階段を下りた右手。交番のわきにある、この案内看板を探してください。

 ちゃんと、場所が書いてあります。



 スタジオジブリを観るくらいなら、小金井公園にある江戸東京たてもの園まで足を延ばしたほうがセンスがいいだろう。

 正面の子宝の湯の外観、それに右手の三省堂の中を覗いてみたい。『千と千尋の神隠し』を観た人なら、これらの建物のイメージを、宮崎監督がどのように料理したか、すぐにピンと来るはずだ。



 次に登場するのはサウナで知り合ったアメリカ人…でなく、福田康夫官房長官(当時)に、「地元の方、よく、がまんしてましたね」と淡白に言われてしまったほど、住民の無気力、無関心ぶりを記念する不名誉なオブジェ?である。
 現在、三鷹−立川間の高架線化工事が行われており、年内にはみっともない歴史が幕引きする予定…。


 開かずの踏み切り

実も蓋もないな…こりゃ。



 朝のラッシュ時には、一時間に56秒(分ではない)しか開かないことも珍しくない。

 この踏切が開かないことによる喪失利益は兆の大台に乗るそうな。

 東南アジアの優等生国家でも、なかなか組めない国家予算に匹敵する銭金を、あたら、やる気のなさで空費し続けて来た小金井市民は、自分たちのおおらかさが世界的スケールであることを、もっと誇っていい…と、司馬遼太郎のごとく、断定口調で締めくくってみる。




独立行政法人 通信総合研究所


電波時計を使っている人にはお馴染みかも。

日本の時刻は、ここで決められている…



まだ、つづきますよ…


ご 近 所 徘 徊
元気です 萌え〜る緑のしょうがねい市


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